ドリップケトルからドリッパーへお湯を注いでいるコーヒーの淹れ方のアイキャッチ画像

コーヒーの淹れ方ガイド|基本のペーパードリップと抽出方法の種類

※本記事はプロモーションを含みます

自宅でコーヒーを淹れ始めたばかりの頃は、自己流で進めてしまい「何だか味が薄い」「雑味が出る」と感じることがあります。おいしい一杯を淹れるためにまず押さえるべきは、分量・湯温・蒸らしの3つの要素です。この記事では、全日本コーヒー協会が紹介するペーパードリップの手順をベースに、基本の淹れ方から抽出方法の種類までを整理します。

結論|まず押さえるのは「分量・湯温・蒸らし」の3つだけ

コーヒーのおいしさを安定させるために、最初に固定すべきは「豆の量」「湯の温度」「蒸らし時間」の3つです。全日本コーヒー協会の紹介する手順では、1杯分あたりコーヒー粉12gに対してお湯160mLという分量が目安とされています。湯温は95℃前後が目安で、最初に少量のお湯を注いで20秒待つ「蒸らし」の工程を挟むことで、粉が均一に膨らみ、その後の抽出が安定しやすくなります。この3つを守ることを、まず最初の目標にしてみてください。

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抽出方法によって必要な道具が変わります。

基本のペーパードリップ|手順を分解

ここからは、全日本コーヒー協会が紹介するペーパードリップの手順を、数値とともにステップごとに分解します。中細挽きのコーヒー粉12gと、95℃前後のお湯160mLを準備して始めてみてください。

準備するもの

  • コーヒー粉(中細挽き)12g
  • お湯(95℃前後)160mL
  • ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバー
  • ドリップケトル(注ぎやすさのためにあると便利)

手順

  1. 蒸らし(20mL・20秒):粉の中心に向かって20mLのお湯を注ぎ、20秒待ちます。粉が膨らむのを確認します。
  2. 1投目(80mL):1円玉くらいの円を描くようにやさしく80mLを注ぎます。
  3. 2投目(40mL):ドリッパー内の湯が1/3程度減ったら、さらに40mLを注ぎます。
  4. 3投目(20mL):最後に20mLを注ぎ、合計3投で160mLの抽出を完了します。
ポイント

飲み頃の温度は約65℃とされています。抽出直後は熱いため、少し温度が下がってから味わうとよいでしょう。

味がブレる原因トップ3と直し方(豆の量・湯温・注ぎ方)

自己流で淹れていると、味が安定しないことがあります。ここでは、症状別に見直したい3つのポイントを整理しました。

1. 「薄いと感じる」→ 豆の量を目分量にしない

豆の量を目分量で決めてしまうと、お湯に対する粉の割合が減り、薄く感じやすくなります。全日本コーヒー協会の目安である1杯12g・お湯160mLを基準に、スケールで正確に計量することをおすすめします。

2. 「雑味が気になる」→ 湯温を測らずに淹れない

湯温を確認せずに淹れると、狙った通りの一杯になりにくくなります。湯温は95℃前後が目安とされているので、お湯を沸かしてから少し置くか、温度計で確認しながら淹れてみてください。

3. 「粉がうまく膨らまない」→ 注ぎ方・蒸らしを安定させる

蒸らしの段階で粉が十分に膨らまないときは、注ぐお湯の量や待ち時間が目安からずれていないか見直してみてください。蒸らしは20mLのお湯で20秒待つのが目安です。その後の注ぎ方も、「1円玉くらいの円を描くようにやさしく注ぐ」方法を意識し、1投目80mL→2投目40mL→3投目20mLの手順を守って注いでみてください。

こんな時は見直しを

「薄いと感じる」ときは豆の量、「雑味が気になる」ときは湯温、「粉がうまく膨らまない」ときは蒸らしの量・時間と注ぎ方を、それぞれ上記の目安と照らし合わせてチェックしてみてください。

抽出方法の種類|ドリップ・フレンチプレス・サイフォン・エスプレッソ等

コーヒーの抽出方法には、ペーパードリップ以外にもいくつかの種類があります。大きく分けると、お湯を粉の上から通して抽出する「透過式」と、粉をお湯に浸して抽出する「浸漬式」があります。使う道具や工程が異なるため、同じ豆を使っても仕上がりの印象が変わることがあります。

ペーパードリップ(透過式)

ペーパーフィルターを通してお湯を抽出する方式です。全日本コーヒー協会によれば、ドリッパーには1つ穴式と3つ穴式があり、抽出速度が異なります。

フレンチプレス(浸漬式)

専用の容器に粉とお湯を入れて浸し、プランジャーで押し下げて抽出する方式です。ペーパーフィルターは使いません。

サイフォン

下のフラスコで加熱したお湯を上のロートに入れた粉へ導いて抽出し、火を止めて吸引する方式です。

エスプレッソ

細かく挽いた豆に圧力をかけてお湯を通し、短時間で抽出する方式です。専用のマシンが必要になるため、本格的に楽しみたい方はエスプレッソマシンの比較記事を参考にしてみてください。

まずは基本のペーパードリップを軸にしつつ、余裕があれば他の方式も試してみると、工程の違いを体感しやすくなります。

淹れ方別・向いている人の早見表

抽出方法 向いている人
ペーパードリップ 手順を守って安定した味を淹れたい初心者
フレンチプレス お湯に浸すだけのシンプルな操作で淹れたい人
サイフォン 抽出のプロセスも含めて楽しみたい人
エスプレッソ カフェオレやカプチーノなどミルクメニューを楽しみたい人

※向いている人の分類は、各方式の一般的な操作方法の違いに基づく目安です。

もう一歩おいしくする器具の見直しポイント

基本の手順を押さえたら、次は使用する器具を見直すことで、さらに淹れ方の幅を広げることができます。

ドリッパーの形状と穴の数

前述の通り、ドリッパーには1つ穴式と3つ穴式があり、抽出速度が異なります(全日本コーヒー協会)。気になる方は、両方を試してみて好みを確かめてみるとよいでしょう。ドリッパーの選び方については、ドリッパーの比較記事で整理しています。

ミル(挽き具合)

基本のペーパードリップでは、中細挽きのコーヒー粉が基準として紹介されています(全日本コーヒー協会)。豆を挽く段階からこだわりたい場合は、コーヒーミルの比較記事を参考に、安定して挽けるミルの導入を検討してみてください。

よくある質問

コーヒーの淹れ方で初心者が一番気にすべきことは?
分量・湯温・蒸らしの3つです。全日本コーヒー協会の紹介する手順では、粉12gに対してお湯160mL、湯温95℃前後、20秒の蒸らしが基本となっています。まずはこの数値を守って淹れてみてください。
「蒸らし」とは何ですか?なぜ必要なのですか?
蒸らしとは、本格的な抽出の前に少量のお湯を粉全体に行き渡らせる工程です。20mLのお湯を注いで20秒待つのが目安とされています(全日本コーヒー協会)。
湯温はどのくらいが適切ですか?
95℃前後が目安です(全日本コーヒー協会)。抽出後の飲み頃の温度は約65℃とされています。

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容量と手入れのしやすさで比べられます。

まとめ|手順を固定すれば味は安定する

コーヒーの味を安定させたいときは、感覚に頼らず、数値と手順を固定するところから始めてみてください。全日本コーヒー協会の紹介する手順をベースに、粉12g・湯160mL・湯温95℃前後・20秒の蒸らしを守り、1円玉くらいの円を描くように3回に分けて注いでみましょう。まずは今日の一杯を、手順どおりに淹れ直してみてください。

使用しているドリッパーの穴の数や形状を変えてみたい方は、こちらの比較記事を参考にしてみてください。

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